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【中小企業向け】採用管理システム(ATS)比較|高卒・若手採用のエクセル管理から卒業するには

2026.07.29

【中小企業向け】採用管理システム(ATS)比較|高卒・若手採用のエクセル管理から卒業するには

高卒・若手採用に力を入れ始めると、応募者の情報は想像以上に増えていきます。ハローワーク経由の応募、学校斡旋の応募、ジョブドラフトやハリケンナビ経由の応募——ルートが複数になるほど、Excelの共有ファイルや紙の応募書類だけでは「誰にいつ連絡したか」「どの学校から推薦をもらったか」が追いきれなくなっていきます。

このズレは、応募者への連絡漏れや対応の遅れという形で表面化し、内定辞退や学校からの信頼低下にもつながりかねません。採用管理システム(ATS:Applicant Tracking System)は、こうした応募者情報を一元管理し、対応漏れを防ぐためのツールです。この記事では、中小企業でも導入しやすい代表的なATSを、公式情報をもとに客観的に比較します。

結論ファースト:どんな企業にどのATSが向いているか

  • まずは無料でATSを試してみたい企業 → ジョブカン採用管理(無料プランあり)
  • 求人媒体との連携やスカウト機能まで含めて本格的に採用活動を仕組み化したい企業 → HRMOS採用・HERP Hire(要見積もり)
  • 新卒・高卒など特定の採用期間だけ集中して使いたい企業 → sonar ATS(期間課金型)
  • ATSより先に、そもそも高卒採用の窓口・書類対応ごと任せたい企業 → カケハシplusのような高卒特化の支援サービスも選択肢になる
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ATSは「採用の情報整理」を仕組み化するツール

ATSは応募を増やす広告媒体ではなく、複数ルートから来る応募者情報を一箇所にまとめ、対応漏れを防ぐための管理ツールです。媒体選びとは別軸の検討事項として考えると選びやすくなります。

比較表

サービス名特徴料金目安向いている企業
ジョブカン採用管理初期費用0円・月額0円のプランがあり、求人数やユーザー数の上限もない無料プランあり/有料プランは要問い合わせまずコストをかけずにATSを試したい企業
HRMOS採用採用計画に応じたプラン設計、スカウト・分析機能も充実初期費用なし/月額は個社見積もり中途・新卒含め本格的に採用を仕組み化したい企業
sonar ATS応募者数の上限と利用期間で料金が決まるシンプルな課金体系初期費用0円・月額22,000円〜(税込)新卒・高卒など特定の採用期間だけ集中利用したい企業
HERP Hire累計導入社数3,000社以上(同社サイトによる)、スクラム採用(現場巻き込み型)に強み要問い合わせ現場社員も採用に巻き込みたい企業

※料金は2026年7月時点で各社公式サイトに公開されている情報をもとに記載しています。多くのATSは応募者数・利用期間・オプション機能によって料金が変動するため、正確な金額は各社への問い合わせが必要です。

各サービスの特徴

ジョブカン採用管理

労務・勤怠など他のジョブカンシリーズと同じ会社(DONUTS)が提供するATSです。無料プランから始められ、求人数やユーザー数に制限がない点が特徴で、複数の求人媒体からの応募を一箇所にまとめたい企業の入口として検討しやすいサービスです。有料プランの詳細な金額は公式サイトでは一般公開されておらず、問い合わせが必要です。

HRMOS採用

株式会社ビズリーチが提供するATSで、応募者管理だけでなくスカウト送信や採用データの分析機能まで含めて採用活動全体を支える設計になっています。料金は初期費用こそかからないものの、採用予定人数や必要な機能に応じた個社見積もりのため、公式サイト上では月額料金が公開されていません。本格的に採用を仕組み化したい企業ほど検討の価値がありますが、比較のためには一度見積もりを取る前提で考える必要があります。

sonar ATS

株式会社トラコムが提供するATSで、初期費用0円・月額22,000円〜(税込)という料金体系が公式サイトで明示されているのが特徴です。管理する応募者数と利用期間によって料金が決まるため、「新卒採用の時期だけ」「高卒採用の応募解禁期間だけ」といったスポット的な使い方もしやすい設計です。年間を通じて採用活動を行うわけではない中小企業には検討しやすい選択肢です。

HERP Hire

株式会社HERPが提供するATSで、現場の社員も採用活動に巻き込む「スクラム採用」という考え方を掲げているのが特徴です。IT企業を中心に導入実績を伸ばしていますが、料金は個別見積もりのため公式サイト上での公開はなく、機能や規模感が自社に合うかどうかも含めて問い合わせで確認する必要があります。

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料金非公開のATSが多いのはなぜか

採用管理システムの多くは、求人数・応募者数・利用期間によってコストが大きく変わるため、月額料金を一律には公開していません。比較検討の段階では「無料プランの有無」「課金の仕組み(固定制か従量制か)」で絞り込み、実際の金額は候補を絞ってから見積もりを取るのが効率的です。

タイプ別のおすすめの考え方

通年で採用活動をしている企業(中途採用と高卒・新卒採用を並行して行う企業) 求人数やユーザー数を気にせず使えるジョブカン採用管理や、スカウト・分析まで含めたHRMOS採用のように、常設の管理基盤として使えるサービスが検討しやすいでしょう。

高卒採用や新卒採用など、特定の時期だけ応募者管理が必要になる企業 sonar ATSのように利用期間に応じた課金体系のサービスであれば、繁忙期以外のコストを抑えられます。高卒採用は応募解禁日から選考までの期間が制度上決まっているため、こうした期間課金型との相性を確認する価値があります。

現場の社員を巻き込みながら採用活動を進めたい企業 HERP Hireのように、現場社員が候補者評価や情報共有に関わる設計のATSは、採用担当者だけで抱え込まない体制づくりに向いています。

そもそもATSの導入・運用まで手が回らない企業 ATSはあくまで「自社で応募者情報を管理する」ためのツールです。学校対応や書類のやり取りも含めて外部に相談したい場合は、高卒採用に特化したカケハシplusのような支援サービスを、診断・相談の一つの選択肢として検討するのも一つの方法です。

よくある質問

Q. ATSを導入すれば応募が増えますか? A. ATSは応募者情報を整理・管理するためのツールであり、求人媒体のように応募数を直接増やすものではありません。応募を増やしたい場合は、求人媒体の見直しやSNS発信など別の施策と組み合わせて検討する必要があります。

Q. 高卒採用の応募者管理にATSは必須ですか? A. 応募者数が少ないうちはExcelや紙の管理でも対応できます。ただし応募ルートが複数(ハローワーク・学校斡旋・独自サイトなど)に増えると、対応漏れのリスクが高まるため、その段階でATSの検討が現実的な選択肢になります。

Q. 無料プランだけで運用できますか? A. ジョブカン採用管理のように無料プランを提供しているATSもありますが、機能やサポート範囲は有料プランより限定される場合があります。自社の応募者数や必要な機能を洗い出したうえで、無料プランで足りるかを見極めることが大切です。

Q. 料金を正確に知るにはどうすればいいですか? A. 多くのATSは応募者数・利用期間・オプション機能によって料金が変わるため、公式サイトで概算を確認したうえで、候補を2〜3社に絞ってから見積もりを依頼するのが効率的です。

まとめ

採用管理システムは、複数の求人媒体・応募ルートからの情報がバラバラになりがちな中小企業の採用活動を、一箇所で整理するためのツールです。ジョブカン採用管理のように無料から試せるもの、sonar ATSのように利用期間で課金されるもの、HRMOS採用やHERP Hireのように機能や見積もりが個社ごとに変わるものと、料金体系も設計思想もサービスごとに異なります。

導入を検討する際は、まず自社の応募ルートの数と応募者数の見込みを整理し、「常設の管理基盤が必要か」「特定の時期だけ集中して使えれば十分か」を切り分けることから始めると選びやすくなります。無料プランがあるサービスから小さく試してみるのも一つの方法です。

応募者管理の仕組み化と合わせて、そもそも高卒採用の窓口対応や学校とのやり取りまで手が回らないとお悩みの場合は、高卒採用に特化した支援サービスの活用も選択肢の一つです。自社に合った採用の進め方を整理したい方は、無料相談・資料ダウンロードもご活用ください。

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