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リファレンスチェックサービス比較|第二新卒・若手採用のミスマッチ・早期離職を防ぐには【中小企業向け】

2026.08.19

リファレンスチェックサービス比較|第二新卒・若手採用のミスマッチ・早期離職を防ぐには【中小企業向け】

第二新卒や若手の中途採用では、面接だけで人柄や実際の働きぶりを見極めるのは簡単ではありません。履歴書・職務経歴書の内容と、面接での受け答えが良くても、実際に入社してみると「聞いていた話と違った」「前職での評判とギャップがあった」という声は少なくないでしょう。

採用のミスマッチは、早期離職という形で表面化しがちです。厚生労働省の調査でも、新規高卒就職者の3年以内離職率は約4割前後で推移しており、採用の入口で人柄や適性をどこまで確認できるかは、中小企業にとって無視できないテーマです。そこで近年注目されているのが、候補者の前職・現職の上司や同僚から働きぶりを聞く「リファレンスチェック」を、オンラインで手軽に実施できるサービスです。

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リファレンスチェックは「疑うため」ではなく「認識をすり合わせるため」の確認作業

目的は候補者の粗探しではなく、面接だけでは伝わりにくい強み・弱みや働き方の傾向を事前にすり合わせ、入社後のミスマッチを減らすことにあります。合否を機械的に決める材料としてではなく、配属や受け入れ準備の参考情報として活用するのが基本的な考え方です。

結論から言うと、単発の中途採用で「まずは試してみたい」企業にはスポット利用ができるback checkが、チケットと定額の両方から選びたい企業や5,000社超の導入実績を重視する企業にはASHIATOが、選考プロセス全体を一元管理しながらリファレンスチェックも組み込みたい企業にはHERP Trustが、それぞれ検討しやすい選択肢です。以下、各社の特徴を客観的に整理します。

リファレンスチェックサービス比較表

サービス特徴料金目安向いている企業
back check(バックチェック)初期費用・月額固定費なしのスポット利用プランを用意。採用がない月は費用が発生しない従量課金型1件30,000円(税別)。複数の推薦者から回答を得ても金額は変わらない採用人数が変動しやすく、必要なときだけ都度利用したい企業
ASHIATO(アシアト)エン・ジャパンが提供。採用人数に応じて使うチケットプランと、定期的な振り返りミーティング付きの定額課金プランを選べるチケットプランは1人30,000円〜。定額課金プランは非公開(要問い合わせ)選考の状況が月によって変わる企業、エン・ジャパンの他サービスと併用したい企業
HERP Trust(旧Parame Recruit)採用管理・選考プロセスの一元化を強みとするHERPが提供するリファレンスチェックサービス非公開(公式サイトで要問い合わせ)採用管理システムと合わせて選考フローを一本化したい企業

※料金・機能は変更される可能性があるため、導入検討時は必ず各社公式サイトで最新情報を確認してください。

各サービスの解説

back check(バックチェック)

株式会社ROXXが提供するオンライン完結型のリファレンスチェックサービスです。もっとも特徴的なのは、初期費用・月額固定費が0円で、実施した件数分だけ費用が発生するスポット利用プランがある点です。公式サイトでは1件30,000円(税別)と案内されており、採用活動がない月は費用が発生しません。月間の利用件数が多い企業向けの月額プランも用意されていますが、金額は非公開のため見積もり時の確認が必要です。

ASHIATO(アシアト)

人材サービス大手のエン・ジャパンが運営するリファレンスチェックサービスで、公式サイトによると導入企業は5,000社を突破しています。候補者の現職・前職の上司や同僚からのレビューをもとに、独自の「他己分析テスト」やコンプライアンスチェック(反社会的勢力チェックなど)も合わせて確認できる点が特徴です。料金は、採用人数に応じて使うチケットプラン(1人30,000円〜)と、定期的な振り返りミーティングが付いた定額課金プランの2種類があり、後者の具体的な金額は公式サイトでの問い合わせが必要です。

HERP Trust(旧Parame Recruit)

採用管理システム(ATS)を手がけるHERPが提供するリファレンスチェックサービスで、旧サービス名は「Parame Recruit」です。採用管理システムと組み合わせて使うことを想定した設計になっており、選考プロセス全体を一元管理したい企業と相性が良いと考えられます。料金は公式サイト上で非公開となっており、具体的な金額は問い合わせが必要です。

タイプ別おすすめ(向いている企業)

  • 中途採用の頻度が不定期な企業:採用がある月だけ費用が発生するback checkのスポット利用プランが検討しやすいでしょう。
  • 人材サービス大手のノウハウやサポート体制を重視する企業:エン・ジャパンが運営するASHIATOは、導入実績や専任スタッフによるサポートが特徴です。
  • すでにATSを使っている、または今後導入予定の企業:採用管理システムと一体で選考フローを整理したい場合は、HERPが提供するHERP Trustとの組み合わせが選択肢になります。
  • 高卒の新卒採用のみを行っている企業:新卒者は前職がないため、リファレンスチェックの主な対象にはなりにくく、第二新卒や中途採用を行う際の検討候補と考えるのが実態に合っています。

よくある質問

リファレンスチェックは高卒の新卒採用でも使えますか?

新卒者は前職での勤務経験がないため、一般的なリファレンスチェックの対象にはなりにくいのが実情です。第二新卒や中途で若手を採用する場面で検討されることが多いサービスです。

候補者の同意なしに実施してもよいのでしょうか?

各サービスとも、候補者本人の同意を得たうえで、本人が指定した推薦者に依頼する形が基本です。無断で前職の関係者に連絡を取るような手法とは異なり、候補者の同意プロセスを組み込んだ設計になっています。

料金相場はどのくらいですか?

1件あたりのスポット利用は3万円前後が目安ですが、月額の定額プランや、採用管理システムとのセット利用など料金体系はサービスによって異なります。正確な金額は、各社の公式サイトで見積もりを確認することをおすすめします。

リファレンスチェックをすれば採用のミスマッチはなくなりますか?

なくなるわけではありません。あくまで面接だけでは確認しにくい情報を補完する手段であり、最終的な採用判断は、書類・面接・リファレンスチェックの結果を総合的に見て行うものです。

まとめ

リファレンスチェックは、面接だけでは見えにくい候補者の働きぶりや人柄を、前職・現職の関係者から確認することで、採用後のミスマッチや早期離職のリスクを減らすための手段のひとつです。スポット利用ができるback check、人材サービス大手が手がけるASHIATO、ATSと一体で使えるHERP Trustと、それぞれ料金体系や強みが異なるため、優劣ではなく自社の採用頻度や体制に合わせて検討することが大切です。

高卒の新卒採用ではリファレンスチェックの出番は限られますが、第二新卒や若手の中途採用にも力を入れている企業にとっては、選考プロセスに組み込む価値のある選択肢です。「自社の採用でどこまで導入する必要があるか整理したい」という方は、若手採用ラボの無料相談・資料ダウンロードもあわせてご活用ください。

シェア:XLINE

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